目 次
- 経理職の仕事内容について
- 志望動機、必要資格は?
- 毎日実践している仕事時短術
経理職の仕事内容について
世間でよくある「経理職」のイメージは・・・
- ・地味
- ・喋らない、静か
- ・黙々と作業
- ・ルーティーンワーク
だと思っていましたが、ほぼ間違っています。(笑)
経理職の仕事内容は、会社の大切な売上・経費の数字計上や数字の根拠確認
資産管理など、会社の肝となる部分を担うお仕事です。
ここをおざなりにしては、会社経営は成り立ちません。
また経理職の業務は、人生においても必要な管理能力です。
どんなお仕事をしているの?
実務は「日次」「月次」「決算」と大きく分け3つです。
日 次
いわゆる「日々」行う業務です。
小口現金の管理や、支払処理、日々の数字の動きについて
証拠資料(請求書や領収書、担当者の申請書など)を元に
記録(計上)していきます。
資料には「承認」があるか否か
承認印がない資料は、ExcelやWordで誰でも作れてしまうため
経理が勝手に計上した!架空計上だ!と言われ兼ねないからです。
内容は正しいか否か
私生活での移動分を、会社経費として申請していないか、
金額や内容が正しいか、実際の動きと相違はないか、など
期限を守っているか
届いた資料がいつの分か、提出期日に間に合っているか
発生月の経費として記録をすることが基本なため、突然
3か月前の請求書等などを持ち込まれても困ります
月 次
ひと月分の数字確定を行います。
いわゆる月次締め処理です。
1か月の数字をまとめて、今月の売上金額・経費金額の
トータル数字を算出、数字の確定を行います。
こちらは毎月3営業日ごろまでに、数字を固めに行きます。
筆者は、社員1万人を抱える企業の経理部に所属しており、
各支店の全社分の締めをこのスケジュールで行おうと思うと
非常にタイトです。毎月毎月死にそうです。(泣)
ここでは「来るはずの資料が届かない」など、時間との勝負です。
他部署に「お願いします資料を出してください」と頭を下げながら
「まだですか」と催促をし、取り立て屋さんのような気分です。
しかし、数字がぴったり合ったときの快感(達成感)が堪りません!
決 算
失敗が許されない「決算業務」です。
四半期に一度行い、事業年度が終了するときに「本決算」を行います。
最終的に税金計算のための資料や、決算報告資料、株主向けの資料など
異常な業務量の資料作成と合わせて、内容精査の再チェックを行います。
このように決算業務で困らないように、日々のチェック、月次のチェックが
いかに重要かということが分かります。
ココがおすすめ
経理職の志望動機・保有資格は?
このあたりは下記記事にて、細かく説明しています。未経験・社会人歴ほぼゼロの自分が、経理職へ転職できた内容です。
実践している時短術とは
×電話 → 〇チャット
数字を合わせるための作業をしていると、途中で作業を止められる
アクションが非常に邪魔になり、時間を奪われてしまいます。
その大きな原因の一つが、「電話」です。
電話なしには仕事になりませんが、無駄な電話が多いこと…。
無駄な電話連絡をなくすため、自分と関わる部署の方々には
連絡手段を電話からチャットへ変更していただきました。
メールではなく、チャットな理由は?
メールでもよいのですが、メールだと「堅苦しい文章」を
作らなければなりません。その分時間がかかってしまします。
必要最低限の挨拶と、それより要件をきちんと伝えて処理して
行く方が大切です。
ちなみに、チャットの方が少しフランクになるため、相手との
距離が縮まります。(これは間違えない)
必要資料の整理整頓
これは基本中の基本中の基本ですが、
経理はほかの部署よりも、多くの書類が届きます。
多くの資料があると「書類を探す時間」が発生します。
大事なことは「書類がどこにあるかわかる管理」です。
これは私生活にも生かすことのできる管理能力の1つです。
いかがでしたか?
少しでも経理職とは?に興味がある方は、
「これは経費で落ちません」というドラマがお勧めです!
経理職の人間には、痛いほど気持ちがわかるドラマでした。(笑)