この記事を書いている私は、宅建士試験を2度受験しております。
どちらもあと4点~5点届かず不合格。こんな勉強をしておけばよかったな…という経験談より解説していきます。
この記事の内容
初学者向け・宅建の勉強方法【失敗談あり】
オススメの教材【教材の探し方を紹介】
初学者向け・宅建の勉強方法【失敗談あり】
宅建士試験の近年の傾向としては、3つのポイントがあります。
- 受験者数が増え続けている
- 試験問題が難化している
- 受験者のレベルが上がっている
合格が非常に難しい試験となってきました。それでも私たちは、合格を勝ち取りにいかなくてはなりません。
では、初学者は何から始めたらよいのでしょうか?
まずは、「実際の試験問題」に目を通してほしいと思います。
今までの人生で法律用語に触れてきているか、
読解力があるか(小学生の頃、国語の試験は得意だったか)※ココかなり重要です
などで、勉強方法が変わってきます。
今回は、この記事を書いている私の基準を参考に、ご自身のスタートダッシュに当てはめてもらえればと思います。
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【宅建】2度の失敗から学んだ勉強方法とは【受験勉強より難しい?】
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自分の勉強方法を知る
私は「受験勉強」と言われるものを、今まで経験してきたことはありませんでした。
法律用語もさっぱりです。読解力は全くありません。
おそらく記事を読んでいただいている皆さんは、このレベルよりは一歩上に立っていらっしゃると思います。
「これくらいやれば受かる」と思って読んでみてください。
① 勉強スタートの時期
実際の経験談
初めて宅建士試験を受けるときに、勉強を始めたのは7月末でした。
試験まで3か月しか時間がない中、とりあえずインプットを…と思いながら、宅建総研のYouTubeを見て、「権利関係」と「宅建業法」のインプットを行いまいした。
ここまでで、8月が終わります。恐ろしいことに、問題集を一切解かず、インプットだけに集中していました。
正しい勉強法
宅建初学者であれば、勉強スタート時期は、早ければ早い方が良いです。
勉強スタート~5月まで・・・権利関係(民法)に力を入れて、インプット 5月~7月いっぱいまで・・・そのほか(宅建業法、法令上の制限、税価格)のインプット 8月~10月まで・・・模擬試験、ひたすらアウトプット
このスケジューリングが一番ベストです。
ゆっくり時間が取れるかつ、権利関係に時間を割くことができることは、宅建業法の点数も上がってきます。
② 勉強方法
実際の経験談
初めて受けたときには、時間がないと思って、ひたすらYouTubeを観ながら、インプット「だけ」を行ってきました。
厳密にいうと、復習もせず、YouTubeを観てテキストにマーカーを引いたことで、インプットした気になっていただけです。
そして、いざ9月~問題集を解こうとすると、びっくりするほど解けません。
そして、問題に1つ1つに対して、雰囲気で「正」「誤」を判断するようになります。
正解の勉強法
当たり前ですが、インプット情報を頭の中に定着させるには「復習」と「アウトプット」が重要です。
確かに前半は、インプットにかなりの時間を要します。
それでも時間をかけて、インプットした単元のの問題を解きながら「復習」と「アウトプット」を行うことが大切です。
そして問題を解きながら「正」か「誤」かの判断だけではなく、「なぜその解になるのか」の理由まで答えられられるようにしましょう。
ここまでできると、かなり実力が上がります。
③ 模擬試験の活用方法
実際の経験談
模擬試験をいくつか購入したり、受けに行ったりしましたが、「点数が伸びない」ことにモチベーションを下げられます。
そして、模擬試験で解けなかった部分「だけ」を確認するようになります。
正解の勉強法
模擬試験はあくまで「苦手分野の洗い出し」のための活用です。今の実力を知るためと言ってもよいです。
そのため、模擬試験は繰り返し解く必要もありません。
そして、模擬試験のもう一つの理由は、「時間配分」の確認です。
当日「どの問題から解くか」「どの単元に何分使うか」を、ここで確認しておくための模擬試験です。
ちなみに、解く順番はお好みですが、1問目から解くことは、どの講師もオススメしていません。
私は、1回目は後ろから順に解きましたが、権利関係で時間がなくなりました。(完全な時間配分ミスです)
オススメの教材【教材の探し方を紹介】
教材の探し方と、おすすめの教材については、別記事で紹介しています。
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【宅建】独学で使用した教材を紹介します【YouTubeから選びました】
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今年の宅建合格を、共に勝ち取りに行きましょう!