何回も解いたら問題を覚えてしまったりして、意味ないんじゃないの?
理由:過去問を5回転したら合格できたから!
本日はこのような内容を記事にします。
筆者の宅建試験受験回数は3回。そのうち、不合格だった1回目と2回目の勉強では、過去問集まで勉強が回りませんでした。
結果、その2回の受験では30点台で落ちています。
過去の反省を生かして合格した3回目の勉強では、過去問集を5回転しました。
今回は、過去の経験から宅建試験の勉強における、過去問集の効率的な使い方について紹介します。
この記事の内容
- 過去問集は絶対解くべき!
- 過去問集は5回転しよう!
- 問題を覚えてしまったらどうする?対策法をお伝えします!
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過去問集は絶対解くべき!
宅建試験の勉強において、過去問集を解くことは必須です。
理由は、筆者が合格と不合格だったときの勉強法を比べると、合否を分けた勉強法は、過去問集を解いたかどうかだったからです。
1回目、2回目の勉強の際は、勉強期間3ヶ月ほどで、過去問を解く時間がありませんでした
分野別の問題集だけで終わってしまい、あと4から5点で不合格となりました。
「ミスがなければ合格できた」と感じました。このミスを起こさないための勉強として、過去問を解くことは欠かせません。
大事なことは3つの”慣れ”
3つの”慣れ”とは?
- 「2時間50問の戦い」に慣れること
- 「問題文の言い回し」に慣れること
- 「苦手問題への対応」に慣れること
「2時間50問の戦い」に慣れること
どんなに勉強していても、実際の試験問題がどんな感じか知らずに受けるのは、とてもリスキーです。
各資格試験に共通して言えることですが、宅建試験の場合も本試験問題に触れることが何よりも重要です。
2時間で4肢択一、50問の問題を解く試験であることをしっかり把握して、その戦いに慣れておきましょう。
「問題文の言い回し」に慣れること
ただでさえ難しい法律用語に加えて、宅建試験の本試験問題は独特の言い回しがされています。
出題者の意図としては、試験を受ける人にひっかけ問題の落とし穴にハマってほしいわけです。
そのあたりは過去問を回すことで解決することができます。
本試験問題独特の言い回しに慣れるためにも、過去の本試験問題に取り組むべきです。
「苦手問題への対応」に慣れること
過去問集を解く理由の1つとして「自分の苦手問題を知ること」があげられます。
苦手問題を洗い出して、それを徹底的に解いていくこと
苦手問題ときちんと向き合うことが、過去問集を解くことで得ることができます。
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宅建試験、受験回数は3回!筆者の失敗談
筆者の経験
2020年に44点で宅建合格(5点免除なし)
合格までに3回受験、過去2回は30点台で不合格
合格までの過去2回の勉強では、過去問を全く解いていない
合格した年の勉強では過去問を5回転した
1回目の受験:33点不合格(合格ライン37点)
2回目の受験:30点不合格(合格ライン35点)
3回目の受験:44点合格 (合格ライン38点)
見て明らかなとおり、過去問集を解いた年と、過去問集を解かなかった年とでは、点数に大きな差があります。
また合格ラインを超える超えないの差も明らかです。
勉強時間の差もありますが、間違えなく過去問集を数回転させたこと!が合格につながったと感じています。
実際に使用した過去問集
私が使用した過去問集はこちらの2冊です。
こちらの教材のレビューについては、下記の記事で紹介しています。
▼過去問集をなぜ2冊?教材選びのコツを紹介▼
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過去問集は「5回転」すると合格できる!
最低でも3回転してほしいです。5回転すれば合格できました。(筆者の体験談より)
過去問集を5周すると得られることは、
全体像が掴める
→ よく出る分野や、問題の言い回し、本試験問題に多く触れることが大切!
苦手分野が洗い出される
→ 1回転しただけでは、本当に苦手な問題はわからない
毎回間違える問題が出てくる
→ 5回転もすると、不思議と毎回間違える問題が出てきます。
自己分析ができて、常にブラッシュアップすることができる
→ 自分が「点数を取れるポイント」「よくひっかかる問題」などが洗い出されて、精度の高い勉強をすることができます
ポイントは「毎回必ず2時間で50問を解く」をしなくてもよいということです。
宅建業法だけ解いてみたり、権利関係だけ解いてみたり、時間をぶつ切りにしながら徐々に進めてみても大丈夫です。
その際のオススメは「短時間の時間設定をして解くこと」です。
▼各分野の時間配分は?本試験で実践した実際の時間配分とは▼
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問題文を覚えてしまったらどうする?
この疑問は、過去問集を解く前に自分が思っていた疑問です。
しかし、この考えは間違えです。実際に取り組んでみて気づくことができました。
過去問10年分を5回転しても、案外答えは覚えていない
過去問10年分 × 50問 × 4肢 = 2000肢
過去問10年分を解くことで、2000肢の問題を解いていることになります。
答えが〇か×かだけではなく、
この答えはなぜ〇になるのか、なぜ×になるのか を確認しながら解くと意外と答えを覚えるという問題にはぶち当たらなかったです。
肢ごとに丁寧に過去問を解いていくことが、合格につながる勉強法になります!
まとめ
宅建試験で過去問集を使った勉強が、どれだけ大切かということをお話しました。
宅建試験合格目指して、過去問集に取り組んでみてください!
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