宅建 資格試験

【初学者必見】宅建合格への近道!独学で大事なこと5選!

今回は、宅地建物取引士資格試験(通称:宅建試験)についてお話します。

私は過去に3回、宅建試験の受験にチャレンジしています。3回目の2020年に合格しました。

この記事では『1回目』『2回目』『3回目』に受験したときの比較をしながら、

それぞれの項目に対する改善点とベストアンサーを付け加えて記載しています。

目次から、気になる項目にも飛べますので、自分の苦手な部分だけでも読んでいただければ幸いです!

筆者の宅建試験時のスペック

筆者は大卒ですが、高校・大学と受験勉強経験なし。進学はいつも「面接のみ」で勉強することを避けてきました。

そんな『机に向かう習慣が全くない』私がでも、宅建試験に合格ができたその手順を記載しています。

『1回目』の受験:2018年(平成30年度)
『2回目』の受験:2019年(令和元年度)
『3回目』の受験:2020年(令和2年度)←民法大改正後、初試験

勉強期間と勉強時間

合格のために必要な勉強『期間』

1回目:7月下旬~ 約3ヶ月
2回目:7月上旬~ 約3ヶ月半
3回目:3月中旬~ 約7ヶ月

勉強期間については、受験される方の元のスペックによります。
宅建試験は、問題文を難しく見せるように作られており、いわゆる「国語の問題」のような内容が多くでてきます。

元々読解力がある方は、すんなり合格される印象です。これは、宅建勉強の中で講師の方が「最近の宅建試験の問題は、読解力の問題だ」とおっしゃっていたのと、私が実際に受けた経験から感じたことです。

私は受験勉強というものを経験してこなかったので、問題文を読み解く力が圧倒的に足りませんでした。

そのため、私は半年以上の勉強期間を設けることが正解でした。



確保できる勉強『時間』

1回目:平日1時間/日、土日5~6時間/日 合計200時間ほど
2回目:平日1時間/日、土日5~6時間/日 合計200時間ほど
3回目:平日1時間/日、土日5~6時間/日 合計400時間ほど

勉強時間は、あらかじめ確保できる時間を算出しましょう。
勉強を進めながら、試験日までに確保できる勉強時間と、残りの勉強量を確認して計画を立てていました。

1日にかける勉強時間には、3回とも差がありません。単純に勉強期間をのばしたことが、合格につながったと思っています。

基本の勉強スタイル

〇 平日 : 朝15分、通勤時(行き帰り)15分、夜1時間
〇 土日 : 6~8時間/日

合計 : 60時間/月 × 7ヶ月 = 合計420時間程度

 

教材選びと講師選び

落とし穴にハマった『教材』選び

1回目:YouTube(日建学院)、TACの教材、LETOSの模試
2回目:YouTube(吉野塾)、吉野塾ワンコイン模試
3回目:吉野塾パーフェクト合格コース(通信)、LETOSの模試、日建学院の模試、ジ・オープン模試、日建学院過去問10年分

『1回目』の失敗に落ち込む

TACの市販の教材を購入して、YouTubeで『宅建 勉強』って検索して出てきた動画を見ながら勉強していました。
ここでの失敗は、講義動画とテキストをバラバラにしたことです。初学者だったのでここは統一しておいた方が良かったかもなとおもおます。ただこのスタイルでも勉強できなくはないです。

『2回目』の失敗でさらにへこむ

1回目の前提知識があるから軽く勉強すれば大丈夫!も思って、ほぼ教材費をかけずに勉強しました。
ここでの落とし穴は『去年勉強したから今年は + α 分の勉強で大丈夫』と言う点です。
当たり前ですが、去年落ちて去年と同じ方法で勉強していては受かるはずがありません。にもかかわらず、2回目の受験時には前年よりも勉強量が減っていました。そりゃ落ちますよね。めちゃくちゃ反省しました。

『3回目』でつかんだ成功

1回目と2回目の反省点をふまえ、また2回受けた時に使った教材でよかったものを選びました。勉強を始める3月使う教材を決めていて、それ以外の教材は買わないようにしていました。
不思議とSNSで情報収集をしていると、いろんな宅建講師の方が直前期あたりで教材を小出しに提供してきます。焦っていると何でもかんでも教材に手を伸ばしたくなりますが、結果的にそんなにいりません。大切なのは基本論点をしっかり頭にインプットすることです。

YouTubeから探す『講師』選び

情報収集や『ながら勉強』をするために、宅建講師YouTuberの方には大変お世話になりました。(笑)

YouTubeに関してはとにかく3年間で見漁った自信があるので、別で詳しく解説しています。

 

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一番大事な宅建勉強のすすめ方

ここでは、勉強のすすめ方を紹介します。この『計画性』こそが合格への最大の近道です。

3月中旬~勉強スタート!

宅建 吉野塾 パーフェクト合格コースが始まる。権利関係より講義スタート
講義を聞く→次の講義までに、前の講義の分野までの問題集を3回以上解く

4月


権利関係講義が続く。3月同様の手順で学習を進める。
2020年は民法改正の年だったので、吉野先生のおっしゃるとおり5月までは民法一本の学習を進める!

5月


権利関係の講義が終了する。権利関係の定期テストを受ける。
定期テストを受けるまでに、権利関係の問題集を3回以上解く。
宅建業法の講義開始までは、ひたすら権利関係のみに集中する。

6月


宅建業法の講義が始まる。権利関係と同じように、定期テストまでに問題集を3回以上解いて、テストを受ける。このとき、権利関係の学習も並行して行う。

7月


権利関係・宅建業法の学習と並行して、法令税の講義が始まる。同じように、定期テストまでに問題集を3回以上解いてテストを受ける。

8月


過去問1周目を終了させる。日建学院の市販の模試を受ける。(日建学院の模試が、内容とコスパが一番よかったです。)※模試については次の章で詳しく解説しています。

9月


過去問2週目・3周目を終了させる。他の模試を受ける(LETOS、吉野塾、ジ・オープン)

10月


過去問4週目を終了させる。苦手問題に注力する。

 

ケアレスミスをなくす!問題集の解き方

ミスをなくそう!問題集の解き方

3回の受験勉強で、問題集の解き方の重要性がとても高いことに気づきました。私は3回目の受験勉強で、ケアレスミスを徹底的になくす問題集の解き方を見つけました!

問題集の解き方

各科目の問題集を最低3回転
1肢ずつ、なぜこの回答が〇なのか、なぜ×なのかを確認
問題文の読み落としに注意する(対策:声を出して問題を読む、指差し確認をしながら解く)
分からない問題は、必ずテキストに戻る(問題集の解答にこの問の内容はテキストのどのページに書いてあるか、ページ数を書き込み)

過去問題集は、日建学院さんのこちらのテキストを使用していました。(市販で売ってます!)

ケアレスミス対策!

指さし確認で問題文を読む
過去問集を解くときは、声に出して読む
模試や本番では、必ずマークシートの見直し
マークシートを記入するタイミングを初めから決めておく(模試もその通りに解く)
違反する?しない?の問いの際には、「違反する」「しない」で答える(〇×で解かない)
問題文「~を除く」の解き方にまどわされないようにする

苦手問題との向き合い方

苦手も問題は、必ずつぶしてください。もう何回も何回も何回も・・・解きます。(笑)

方法としては、

〇 過去問集や問題集の「肢ごと」に付箋を貼って、苦手問題だけの復習を繰り返す
〇 苦手問題に関する分野の専用ノートを作成する

 

模試を受けるべき本当の理由

3回受験したので、とにかく模試は受けまくりました! …が、そんなに受けなくても大丈夫です。

ここでは、模擬試験で大事なことと、オススメの宅建模試を紹介します。

解く順番を決める

一番大事なことは、『問題を解く順番を決めること』です。

どの問題から解いても問題はないと思いますが、ただ一つ言えることは問目から解くのはお勧めしません。
これは多くの宅建講師や合格者が口を揃えて言うことです。1問目はいきなり権利関係で難しい問題にあたり、心が折れる可能性が高いと思います。

筆者のオススメは50問目から解く!です。時間配分はこんな感じです。

宅建試験 問題の解く順番

  • 5問免除 13:00~13:10(10分間)
  • 宅建業法 13:10~13:50(40分間)
  • 法令・税 13:50~14:10(20分間)
  • 権利関係 14:10~14:50(40分間)
  • マークシートの見直しなど 14:50~15:00(10分間)

尚、過去問集を解くときは、これより短い時間で解けるように特訓することをオススメします。

大事なのは自分で解く順番を決めておくこと、そしてマークシートを記入するタイミングも合わせて決めておくとよいです。

5問ずつでマークするのか、10問ずつでマークするのか…模試を受けるときには、その点も意識して本番のシュミレーションをすると、本番試験も自分のペースを保つことができます。

オススメの宅建模試

3度の受験のうちに、とにかくたくさんの模擬試験を受けました。(本当にそんなに受けなくて大丈夫です(笑))

オススメ№1!日建学院の模試

おすすめポイント

難易度に合わせて、3回分ついている。内容と解説、チョイスする問題分野を見ると、コスパ№1です!

値段の安さ№1!吉野塾ワンコイン模試

吉野塾ホームページはこちら → 吉野塾ストアーズ

なんと模擬試験が500円で?!と驚いたのですが、これまたとっても良質な模擬試験です。

この模擬試験が「基礎をどこまで理解しているか」を問われている試験であること試される試験であると感じています。

難易度は少し簡単に感じるかもしれませんが、毎年出題傾向の高い分野を押さえているので、受ける価値ありです!

まとめ

宅建試験は、難しいですが真剣に取り組んだら、合格が手に入る国家資格です。

私は3回も受けましたが、この記事を最後まで読んでいただいた方はきっと、1発で受かるノウハウを身に付けたので

チャレンジしてみてください。読者様の合格を、心より応援しています。

長々と読んでいただき、ありがとうございました!

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