どのような内容で勉強をすすめていくべきか?
これから勉強を始めようと思うけど、どうやって進めればよいか?
本日はこのような内容を記事にします。
私は、宅建試験に3回チャレンジして、2020年に44点で合格しました。
3回目の勉強は、1回目、2回目の反省を踏まえて、3月中旬~勉強を始めました。
長期戦となる宅建試験の4月の勉強では「何を勉強していたか」「どこに意識して学習を進めるべきか」について、今回は記事にしています。
【宅建】4月の学習ポイント
【宅建】4月の学習ポイント
- 権利関係に集中
- テキストと問題集を行き来する
権利関係に集中
4月の勉強内容の中心は、とにかく「権利関係」です。
試験まで7ヶ月あり、時間的に余裕があります。この間に多くの受験生が苦手とする権利関係をマスターして、差をつけましょう。
この時期に権利関係に集中する理由は、2点。
権利関係の勉強は、他の分野にも影響する!
権利関係を制するものは、宅建試験を制する!
それぞれ解説します。
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権利関係の勉強は、他の分野にも影響する
これから宅建試験の勉強を始める方も多いと思いますが、宅建業法や法令税の分の中にも権利関係の知識が数多く出てきます。
とくに宅建業法では、民法の知識を前提として宅建業法が作られている部分もあり
民法の知識が固定されていないと、宅建業法の知識が定着しません。
試験問題の中には、民法と宅建業法の比較や、ひっかけ問題がよく出てきます。
どちらの知識もあやふやのまま試験を受けると、見事にひっかけ問題に引っ掛かります。
確実に権利関係の知識を定着させてから、次の分野の勉強を始めるべきです。
権利関係を制するものは宅建試験を制する
宅建試験問題の内訳のうち、半分弱にあたる20問は宅建業法が占めており、その中には民法の知識が必要な問題も出てきます。
次に問題数が多いのは、権利関係が14問です。
権利関係は全問正解は狙わなくてもよいですが、全問不正解になるわけにも行きません。せめて半分は正解しておくべきです。
7問正解に持っていくためにも、権利関係の勉強をおろそかにするわけにはいきません。
範囲を手広くせず、正しい知識を定着させることに意識して勉強を進めてください。
テキストと問題集を行き来する
これから宅建試験の勉強を進めていく中で、宅建業法や法令・税・その他の分野の勉強が始まってしまうと、最初に勉強した権利関係の知識がどうしても抜けていってしまいます。
これは人間の脳の作り上、仕方のないことです。これを防ぐため、知識の定着をさせるためにも、権利関係のインプットをしながら、必ず問題集を解いてアウトプットしましょう。そして、それを継続しましょう
この継続は、宅建業法や法令税その他の分野の勉強をしているときにも必要です。
こうすることで、過去問題集を解くころには、権利関係の知識の定着によって、合わせて宅建業法と法令税その他の知識が向上してきます。
隙間時間での勉強【YouTubeを活用しよう!】
筆者が、4月に意識したことの1つは「毎日宅建の勉強に触れること」でした。
4月なので、まだ試験まで7ヶ月あります。これを長いと感じるか短い感じるかは人それぞれですが、試験日まで宅建試験のことを考えて走り続けなければならないのは確かです。
なるべく、1日も空けることなく宅建の勉強に触れる機会をつくるため、
また、それを継続できるようなレベルで進めるため、私が毎日していた勉強を2つご紹介します。。
LETOSの動画で毎日3問
こちらは、LETSOの小野先生が配信している「毎日3問」です。
毎朝には更新されているので、通勤・通学中にさくっと勉強することができます。
理解学習に重点を置いた解説をされているので、勉強に対する意識を学ぶことができます。
吉野塾のYouTubeでインプット
こちらは吉野塾の吉野先生のYouTubeです。
吉野先生のYouTubeでは、無料で全分野の配信をされています。
隙間時間を使って、苦手な分野を何回も動画を観てインプットすることができます。
何より、YouTubeの無料というプラットフォームの中で、このクオリティの動画をあげられているのは驚きです。
宅建受験生にとって、吉野先生の動画を使わない手はないです。
▼吉野先生の講座については、こちらの記事でも詳しく紹介しています▼
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私が『宅建 吉野塾』を選んだ理由【コスパ最高です】
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「試験日まで、あと何日?」を考える
試験日までの逆算が非常に重要です。私がしていた勉強スケジュールは以下の通りでした。
3月中旬~勉強スタート!
宅建 吉野塾 パーフェクト合格コースが始まる。権利関係より講義スタート
講義を聞く→次の講義までに、前の講義の分野までの問題集を3回以上解く
4月
権利関係講義が続く。3月同様の手順で学習を進める。
2020年は民法改正の年だったので、吉野先生のおっしゃるとおり5月までは民法一本の学習を進める!
5月
権利関係の講義が終了する。権利関係の定期テストを受ける。
定期テストを受けるまでに、権利関係の問題集を3回以上解く。
宅建業法の講義開始までは、ひたすら権利関係のみに集中する。
6月
宅建業法の講義が始まる。権利関係と同じように、定期テストまでに問題集を3回以上解いて、テストを受ける。このとき、権利関係の学習も並行して行う。
7月
権利関係・宅建業法の学習と並行して、法令税の講義が始まる。同じように、定期テストまでに問題集を3回以上解いてテストを受ける。
8月
過去問1周目を終了させる。日建学院の市販の模試を受ける。(日建学院の模試が、内容とコスパが一番よかったです。)※模試については次の章で詳しく解説しています。
9月
過去問2週目・3周目を終了させる。他の模試を受ける(LETOS、吉野塾、ジ・オープン)
10月
過去問4週目を終了させる。苦手問題に注力する。
▼7ヶ月の勉強スケジュールを全て公開!合格者の勉強法▼
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【初学者必見】宅建合格への近道!独学で大事なこと5選!
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まとめ(結論)
4月は、試験までまだ時間があるので、モチベーションを保つのが大変です。
これを継続するために「今月は権利関係に集中する!」と決めて継続してください。不思議と権利関係の知識が定着していくので、試してほしいと思います。
この記事を読んでいただいた方の、宅建試験の合格を願っています。ぜひ!がんばってください!
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