以前より「宅地建物取引士試験」の話をさせていただきましたが、
今回は2度の受験失敗談についてお話していきます。
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2度受験したときの勉強方法
① 平成30年度受験時
7月に「宅建試験の申込」の案内が来たと同時に、勉強を開始。
勉強のスタートは7月です。(厳密にいうと、7月の後半スタート。試験日までは3か月)
7月後半~8月の勉強方法
- YouTubeの「宅建総研」より、「権利関係」と「宅建業法」の講義を観る
- 手元にはTACの教材しかなかったため、そちらを参考
- LETOSの模試(3回分)を購入
ポイントは宅建 LETOS の模試を購入したこと
とにかく「詰め込み」勉強で、勢いよく講義を観ておりました。
このとき学習の理解が伸びた要因の一つは、LETOSの模試を購入したことです。
教材の評判が良く、1セットで3回分の模試がついているので購入。
模試の試験問題の3倍ほどの厚さの細かい解説書がついており、解説を繰り返し読み込みむだけで理解学習を一気に伸ばすことができたと感じました。
9月~10月試験日までの勉強方法
- LETOS模試の復習
- YouTubeから「法令上の制限・税価格」の講義をひたすら探す
- ある程度「捨てる」覚悟を決める
9月の時点で勉強時間の確保ができないことから、非常に焦っており
とにかく、「暗記」「詰め込み」「捨てる問題」を決めて勉強していました。
今、振り返ると「暗記」も「詰め込み」も本当に良くないです。
この時、「捨てる問題」として選んだのは、
・法令上の制限 → 建築基準法(2問)
・権利関係 → 判例問題(1問)
試験結果
合格ライン37点 → 33点 不合格
ここまで手が届いていて・・・と思い、正直すごくショックを受けました。
勢いでここまでこれたならあと一歩が遠かったなと悔しい思いをしました。
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② 令和元年度受験時
2度目の受験では、大まかな容量を把握しているためイメージと構えは
しやすかったのですが、非常に油断してしまったことが大きな敗因でした。
敗因その1・・・勉強のスタートタイミング
1年間の受験から「ある程度は学んでいる」という過信より、
勉強タイミングを前年と同じ7月からスタートしていました。
確かにある程度は、勉強済だったため理解はできるのですが、
大事なことは「前年と同じ事をしても受からない」ということでした。
敗因その2・・・勉強方法
前年勉強していることに過信してしまっている私は、
昨年よりも「コスト」と「時間」をかけずに勉強をしてしまいます。
もちろん、ある程度の理解はしていましたが、「用語の意味を問われたとき
自分の言葉で置き換えて、説明することができるか」
ここまでの勉強にたどり着いていませんでした。
敗因その3・・・あやふやな知識が増える
勉強中には全く気付かなかったのですが、試験が終わってからとある講師に
言われたことは「1回目の受験よりも、2回目の受験の方が受かりにくい」
どういう意味か…「1度勉強しているので、2度目の勉強であやふやな知識が
増えるため、答えの肢が切れないようになる」とのことでした。
その通りでした。1度受験を経験し、新しい知識を得るキャパがあると
勘違いしているため、1度目に切り捨てていた知識を新たに得ようとします。
大前提に「1度目で学んだ知識を定着するまで覚えていない」まま、新たに
知識を増やしたため、余計に混乱したことが悪夢の結果を招いてしましました。
試験結果
合格ライン35点 → 30点 不合格
失敗から学ぶ勉強方法とは
2度の失敗から勉強法における非常に大切なことを学びました。
・ 用語の意味を理解し「自分の言葉」で説明できるようにすること
・ 法律用語に慣れること
今年は、この時期からWEB講義を受講することにしています。
過去2度の失敗から、自分に一番合った教材を購入しました。
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